コンテンツへスキップ

H3ロケット5号機 打ち上げ成功「みちびき」6号機を軌道に投入

日本の主力ロケット「H3」5号機が2025年2月2日、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。打ち上げから約29分後に、高度約400キロで準天頂衛星「みちびき6号機」を軌道に投入して、打ち上げは成功しました。2号機以降、4機連続でH3ロケットの打ち上げ成功です。

<ミニ知識>

Hは燃料である水素(hydrogen)の頭文字で、H3はその3世代目。準天頂衛星システム(みちびき)とは、日本の真上を軌道とする人工衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのこと(いわば日本版GPS)で、H3ロケットの打ち上げ成功によって、より高精度で安定した衛星測位サービスの実現が見込まれています。高精度なデータを得るには現状ではGPSなど他国の衛星が必要ですが、他国に頼らなくてもいいように、日本の衛星網だけで運用できる7機体制を2025年度中にめざしています。

参考:朝日新聞、JAXA、NHK、文部科学省ほか

◎確認しよう

①日本の主力ロケット「  」5号機が、「    」県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
②日本の真上を軌道とする衛星測位システム「    」6号機が軌道に投入された。