However difficult life may seem, there is always something you can do and succeed at.
(訳)どんなに人生が大変に思えても、必ずあなたにできて成し遂げられるものがある。
「車椅子の物理学者」として知られたイギリスのホーキング博士の言葉。ホーキング博士は、ブラックホールの蒸発理論をもとに量子宇宙論という分野を切り開いた。10代の頃に難病のASL(筋萎縮性側索硬化症=筋肉がどんどんやせ細っていってしまう病気だね)を発症しながら奇跡的に生きながらえ、50年以上も研究を続けた。この言葉には、困難を乗り越えようとする気持ちの大切さと励ましが込められている。
(文法)
However difficult life may seem … このセンテンスはLife may seem difficult (人生は険しく見えるかもしれない) が基本で、Howeverを文頭に倒置の構造になっている。However~ … ~だとしてもが強調された形だ。「may seem」は「~のように見える」というmayの推測的な用法。
something の後には関係代名詞 that が省略されている。succeed at の後にも同じsomethingが隠れている。
(直訳)
However difficult life may seem, どんなに困難だと人生が見える(思える)としても
there is always something いつだって何かある、(その何かというのは) you can do and succeed at. あなたができる、そして成功できる(何か)。
自分を信じて、がんばれるといいね。